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2010.03.10 Wednesday  Lonesome Tokyo Koroller

本コラムにたびたび登場するハル吉君が写真集を上梓致しました。
その名も「東京☆コローラー」



[Tokyo Koroller]photographs by harukichi (2010)

そういえば私がアグファやオリンパス・シックスを弄んで楽しんでいた頃、
彼もキテレツなクラシックカメラを次々と購入していましたっけ。
その中でもいちばん変わっていたのがこのコロールでした。以下本書の序文を参考に記すと、正式名称が「ベンチーニ・コロール」伊太利亜製です。特徴は何と言ってもフィルムサイズで、ブローニ判の6×6の、丁度真っ二つに割ったハーフサイズ。しかし3×6はあまりにも細長いので縦を4.5になるようなフィルム室になっているらしい。645はポピュラーになったが3×4.5はあまり聞かないですね。



ハル吉氏所有のコロール三台。オブジェは大きさの比較の為とのこと。本体には含まれません。

勿論オートマット以前の赤窓式ですが、どういうわけだか背面に、赤窓が二個付いてます。
ハル吉曰く「ステレオ写真用ですかねえ」と言うが、そんなわけないと思う。

「東京☆コローラー」特装限定版を頂きました。オマケはベタ焼とネガフィルムが各一枚付いている。



特装限定版に付いていたベタ焼。被写体は寂しそうな私。
写真集では「友達のいない世界」という、意味深な章に掲載されていました。



表4です。浅草寺の写真を色インク一色で刷り、勘亭流の袋文字という、
現代ではなかなか思いつかない図案です。

著者曰く「哀愁の中に笑いを大事にしました。
お寺も写ってるので海外の観光客がお土産として買って行くのもいいかもしれません」
なにぶん中野の居酒屋で酔いながら聞いたことなので、コメントが忠実でないかもしれませんが悪しからず。

写真はコロールで撮った東京の風景(一部函館も)。ハル吉がレンズを向けるのは車や人々が通り過ぎていく街の風景。粒子が粗くてグラデーションが汚い白黒写真なので寂寥感が溢れる。時々空を向いて撮った作品が意外な名作だったりする。編集の仕方によってはシリアスな写真集にもなりえそうだけど、随所に記された和英併記のキャプションを読むと黄昏気分がストンと穴に落ちたような、乾いたユーモアを演出している。

以上感想でした。


「東京☆コローラー」
写真・ハル吉 
発行・峠の地蔵

峠の地蔵にショッピングサイトができてる!
写真集の詳細も見ることができますね。ちょっと覗いてみてください。







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